TEAM SELECT

コラムColumn松本が見せた勝負強さ。それを支えたゴール前でのプレー振り。

HOME » 松本が見せた勝負強さ。それを支えたゴール前でのプレー振り
松本が見せた勝負強さ。それを支えたゴール前でのプレー振り
2018.11.29

優勝争いが最終節までもつれた明治安田生命J2リーグ。大混戦を制したのは、開幕直後には20位まで順位を下げた場面もあった松本だった。今回は彼らの戦いをデータで振り返ってみたい。

11

これは今季の松本が「1-0」で勝利を収めた試合数で、リーグにおいて最多であった。失点数は22チームで最少となる34で、クリーンシートの回数は同最多となる22。また、ウノゼロ(1-0)で勝利を挙げたゲームにおいて2試合以上で得点を奪った選手は、セルジーニョ(3試合)と浦田であったことを記しておく。

最終的に7位以下となったチームとの対戦で彼らが敗れた回数だ。引き分けこそ多かったものの、黒星でなく勝点を積み重ねられたことが、最後に命運を分けたといえるだろう。

23.9%

相手のシュートが枠内に飛んだ割合で、これはリーグで最も低い値であった。また、シュートをブロックした回数は147回で、被シュート数に対する割合はリーグで3番目に高い29.5%。ピンチの場面でも相手に素早く寄せることで、シュートがゴールマウスへ飛ぶのを防げていたといえる。ちなみに、GKのセーブ率は71.4と4番目の高さであった。

表:J2で被クロスが多いチーム

クロスから失点をした回数だ。表に示したように被クロス数こそ多かったものの、相手のクロスの成功率は最低である18.7%。シュートと同様に最も危険なエリアで相手の攻撃を跳ね返せていたといえる。それを可能としていたのは、勝率が53.4%とリーグで2番目の高さであった自陣ペナルティエリア内での空中戦の強さだろう。

64

年間でのファウル数は415回で東京Vに次ぐ少なさであり、特に自陣ディフェンシブサードでのファウル数は64回で同じく2番目であった。PK4回を含むセットプレーからの失点は13。自陣のゴールに近いエリアで不用意にファウルをしなかったことは、接戦を制する上では欠かせない要素であったといえるはずだ。

ボール保持率は44.3%とリーグで2番目の低さであるなど相手にボールを持たれることは多かったが、最も危険なエリアで隙を見せず粘り強く守備をできていたことが、失点を防げた要因の1つであったといえるはずだ。
来季は15年以来となる2度目のJ1の舞台での戦いとなる松本。果たして、今年見せたようなプレーを再び見せることはできるのだろうか。

松本山雅FC 2018 シーズンサマリー
http://www.football-lab.jp/mats/

PICK UP Column