北海道コンサドーレ札幌ベガルタ仙台鹿島アントラーズ浦和レッズ柏レイソルFC東京川崎フロンターレ横浜F・マリノス湘南ベルマーレ清水エスパルスジュビロ磐田名古屋グランパスガンバ大阪セレッソ大阪ヴィッセル神戸サンフレッチェ広島サガン鳥栖V・ファーレン長崎
モンテディオ山形水戸ホーリーホック栃木SC大宮アルディージャジェフユナイテッド千葉東京ヴェルディFC町田ゼルビア横浜FCヴァンフォーレ甲府松本山雅FCアルビレックス新潟ツエーゲン金沢FC岐阜京都サンガF.C.ファジアーノ岡山レノファ山口FCカマタマーレ讃岐徳島ヴォルティス愛媛FCアビスパ福岡ロアッソ熊本大分トリニータ
グルージャ盛岡ブラウブリッツ秋田福島ユナイテッドFCザスパクサツ群馬Y.S.C.C.横浜SC相模原AC長野パルセイロカターレ富山藤枝MYFCアスルクラロ沼津ガイナーレ鳥取ギラヴァンツ北九州鹿児島ユナイテッドFCFC琉球FC東京U−23ガンバ大阪U−23セレッソ大阪U−23
HOME » なでしこジャパンの現在地と。
RSS
Column
2018 1/15 [Mon.]

なでしこジャパンの現在地と。

唐突ではあるが、なでしこジャパンの詳細スタッツをご覧になったことはあるだろうか。レビューや観戦記、CKの分析記事は目にすることはあると思うが、詳細な数値を載せたものはFIFAのテクニカルレポートを除けば、そう多くはないのではないだろうか。少し前の話にはなるが、E-1サッカー選手権のスタッツを紹介しつつ、振り返ってみようと思う。



3戦とも苦しいゲーム展開ではあったものの、結果としては2勝1敗の2位に終わった。各選手の出場状況は表の通りだ。GKの池田、センターバックの2人、阪口の4名が全試合にフル出場。高倉監督が軸に据えたい選手と考えていいだろう。一方で、1試合も出場がなかった選手も数名いる。勝負をかけながらテストも行うようなギャンブルはできなかったということか。

続いては、スタッツだ。おもな攻撃系プレーと守備プレーの数字を以下の表に抜粋した。
3戦ともボール支配率は大きく変わらず、北朝鮮戦ではパス数がやや伸びている。持たされていた印象もあったが、数字もそれを裏付けているようだ。ボールを保持してパスを入れても対応され、流れの中でPA(ペナルティエリア)に進入できた回数はわずかに1度。想像以上に、攻めあぐねていたといえるだろう。


同様に被データ(対戦相手のデータ)を参照してみよう。支配率は日本の裏返しになるので、50%を下回る。そのような状況でも、クロスやPA進入数といったゴールに近づくプレーは比較的多い。また、A3rdへのパスに関して、中国戦は高い成功率となっており、特にロングボールを収められた傾向があった(文末のピッチ図を参照)。それに伴ってか、ボールを奪う位置も後方に押し下げられた。蹴らせたと取るか、高い位置で奪えなかったと見るかは、判断の分かれるところだが、北朝鮮戦では、少ないながらも浅い位置から1本で自陣の深いエリアにまで進入されてしまうケースが存在。あえて蹴らせているならば、相応の対策が必要になるだろう。

鮫島をセンターバックとした最終ラインは、組んで日も浅く不慣れなポジションだった。大きな破綻は感じられなかったが、失点を喫している以上、寄せ方やポジショニングといった要所での対応・判断力は課題として挙がる。相手からみたA3rdでのボール奪取、つまり日本が自陣寄りのエリアでボールを失った回数は、韓国戦で最も多く8回。リスクを避けるためにはこの数字を減らすべきだろう。また、先ほどと重複になるが、中国戦ではM3rdでの奪取数が減少し、後ろへと重心が傾いている。当然、前で奪うだけが正解ではないし、無失点に抑えたのは事実。とはいえ、ロングボールしかり、被ドリブル数しかり、相手の個の質が高かったことは心にとどめておかねばならない。


右の図は日本の北朝鮮戦における成功したA3rdへのパスとその次のプレーと、流れの中からのPA内へプレーの軌跡である。ドットが重なり合って見づらい部分もあるが、それはそのままプレーが多かったことを意味する。これを見るとPA内やバイタルエリアの密度の低さが確認できる。A3rdへとボールが入っても、そこから前方へ展開させてもらえなかった・中央をほとんど使わせてもらえなかったことが一目瞭然である。PAを狙ったプレーの図からは、PAに対するアプローチの絶対数の少なさが見て取れる(相手の北朝鮮は総数26、成功11)。さらに、遠目から長めのボールを入れるもつながらずに流れた・はね返されたという軌跡が目に留まるのではないだろうか。この試合に限っては、バイタルを使ってPAを狙うというプレーは、わずかしか体現できなかったということになる。

文末には各試合の成功したA3rdへのパスの軌跡を掲載した。富山第一の大塚監督が提唱する14ゾーンの話にも通じるところがあるだろう。


自国開催での成績という点からは物足りないという声も聞こえてくるが、チームを完成させるべきタイミングは、19年のフランスワールドカップ、あるいは、20年の東京オリンピックだろう。前者は出場枠を確保しなくては話にならないが、究極的には2位通過も5位通過も大差はない(1位はアジアカップのタイトルと、22年のポッド枠に影響する)。韓国とは同組のため再戦が確定、中国とも十中八九ノックアウトステージでぶつかるだろう。互いに一部主力選手が不在だったとはいえ、貴重な対戦データが取れたことは間違いない。



最後に、本日(1月15日)からトレーニングキャンプが開始されている。メンバーには長期離脱から復活を果たした有吉や快足FW植木といった日テレ組に加え、AFC年間最優秀ユースプレーヤーにノミネートされた宮澤の名前も挙がっている。同賞を獲得した北朝鮮のソンヒャンシムがすでにA代表で戦っていることを考えれば、18歳の新鋭が世界の舞台で活躍してたとしても決して不思議な話ではない。


Sportsnavi 女子日本代表メンバーリスト
https://soccer.yahoo.co.jp/japan/players/women


※参考データ

このページをツイートして、フォロワーに広めよう!
Archive
  • 2018年
  • 1月
  • 2月
  • 3月
  • 4月
  • 5月
  • 6月
  • 7月
  • 8月
  • 9月
  • 10月
  • 11月
  • 12月
コンサドーレ札幌, ベガルタ仙台, 鹿島アントラーズ, 浦和レッズ, 柏レイソル, FC東京, 川崎フロンターレ, 横浜Fマリノス, 湘南ベルマーレ, 清水エスパルス, ジュビロ磐田, 名古屋グランパス, ガンバ大阪, セレッソ大阪, ヴィッセル神戸, サンフレッチェ広島, サガン鳥栖, V・ファーレン長崎, モンテディオ山形, 水戸ホーリーホック, 栃木SC, 大宮アルディージャ, ジェフユナイテッド千葉, 東京ヴェルディ, FC町田ゼルビア, 横浜FC, ヴァンフォーレ甲府, 松本山雅FC, アルビレックス新潟, ツエーゲン金沢, FC岐阜, 京都サンガF.C., ファジアーノ岡山, レノファ山口, カマタマーレ讃岐, 徳島ヴォルティス, 愛媛FC, アビスパ福岡, ロアッソ熊本, 大分トリニータ, J1, J2, J3, 日本代表, 五輪代表, ルヴァンカップ, ワールドカップ, レビュー, プレビュー, ACL, ベストイレブン, グルージャ盛岡, ブラウブリッツ秋田, 福島ユナイテッドFC, ザスパクサツ群馬, Y.S.C.C.横浜, SC相模原, AC長野パルセイロ, カターレ富山, 藤枝MYFC, アスルクラロ沼津, ガイナーレ鳥取, ギラヴァンツ北九州, 鹿児島ユナイテッドFC, FC琉球, Jリーグ・アンダー22選抜, FC東京U-23, ガンバ大阪U-23, セレッソ大阪U-23, ロンドン五輪, 海外日本人選手, トラッキングデータ, 選手指標開発
Jリーグスタジアム
#footballlab
HOME » なでしこジャパンの現在地と。
Team Select close