川崎フロンターレReport

柏は立ち上がりから相手のパスをことごとくカットし、素早く攻撃に転じる形で川崎Ｆの「得意技」を完全に封じる。両ウイングバックがサイドを制圧し、ゴール前ではペドロハウルとクリスティアーノのコンビが再三ゴールを脅かす。しかし、試合の流れが大きく変わったのは後半１６分だった。上島が退場となり、残り時間は１０人での戦いを強いられる。それでも、全員が献身的に走り、最後まで組織的な守備を貫いて勝点１を死守した。一方の川崎Ｆは、徐々にペースを作るも、数的優位を生かせず。「今季の公式戦で初の無得点」に終わった。