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2022年Jリーグで二桁得点を挙げてJリーグの別チームに移籍した選手一覧
今回は、昨季のJリーグで二桁得点を記録した選手のうち、今オフ(2023/2/16時点)に移籍を果たした面々についてご紹介する。
J1で二桁得点を残したストライカーのうち、今オフの国内移籍を決断したのはただ1人。昨季11ゴールを記録したレオセアラ(横浜FM→C大阪)だ。J1で2季連続の二桁得点を記録しており、その実力はすでに証明済み。昨季の7月にはアウェイの清水戦でハットトリックを達成するなどリーグ戦で6ゴール、8月は月間MVPを受賞し、特に夏場にかけて大車輪の活躍を見せた。90分換算のペナルティエリア内でのプレー数はリーグ1位の6.3回であり、新天地のC大阪でもストライカーとして「仕留める」役割が期待されている。
J3からJ1へ「飛び級」での昇格を果たしたのは、昨季11ゴールを挙げてその名を知らしめた横山歩夢(松本→鳥栖)。2003年生まれの将来性豊かなアタッカーで、まるでエンジンを積んでいるかのような機動力や相手を切り裂くドリブル、一瞬で裏へ抜けるセンスなどが特徴だ(ドリブル数138回とスルーパス受け数41回はリーグ1位)。世代別代表の経験も豊富で、新天地でも物怖じすることなく結果を残せれば、一気にJ1を代表する若武者へと駆け上がることも夢ではないだろう。
J2で二桁得点を残したストライカーのうち、今オフに「昇格」を果たしたのは全部で6選手。プロデビューから2季連続の二桁得点を記録した佐藤凌我(東京V→福岡)は、「地元への復帰」を決意。抜群のセンスでワンタッチゴーラー(J2通算26点:ワンタッチ20点/ツータッチ以上4点/PK2点)としてJ2を席巻した万能型ストライカーは、自身初のJ1の舞台で躍動を見せられるか。
昨季12ゴールを挙げ、29先発とチームの核を担った木下康介(水戸→京都)は21年に在籍した浦和以来、二度目のJ1挑戦を決意。190㎝の体格にスピードを併せ持った大器は、新たなチームでもゴールを量産できるだろうか。注目が集まる。
その他、左右両サイドを高いレベルで務められるユーティリティ性も魅力の太田修介(町田→新潟)、中堅からベテランの域に差し掛かる中で自身初の二桁ゴールを記録した富樫敬真(仙台→鳥栖)、昨季は水戸で3得点、山口で7得点を挙げて二桁ゴールに乗せた高井和馬(山口→横浜FC)、J2で結果を残してレンタルからの復帰となった藤尾翔太(徳島→C大阪)らのストライカーがJ2からJ1への移籍を決めている。
文:増田 椋斗
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