浦和レッズReport

「最高の週末」とはならなかったが、ホーム最終戦の日産スは大きな歓喜に包まれた。横浜FMは序盤から攻める意欲を前面に押し出して浦和を圧倒する。両サイドは高い位置取りでピッチを広く使ってシュートシーンによく絡み、中央の渡辺、喜田、西村は足を止めずに中央を制圧。チーム全体で運動量を維持し、主導権を掌握して次々と加点する。ケヴィンマスカット監督は選手交代でも守りに入るような姿勢を見せず、応えた選手たちは終了の笛が鳴るまで攻め続け、３点差をつけての大勝を飾った。この勢いを切らさずに最終節での優勝を目指す。