Ｖ・ファーレン長崎Report

下位に沈む札幌は過去の対戦成績で分がいい長崎をホームに迎えた。ケガでの離脱から戻ってきた大崎や、今季出場時間が伸び悩んでいる荒野らを中心に、小気味よい連係で相手ゴールを脅かす。しかし、前半終了間際に自分たちのお株を奪われるようなパスワークから失点を喫し、後半開始直後には追加点を許す苦しい展開に。それでも、早めに交代カードを切った札幌は、サイド攻撃が活性化。後半３１分に近藤の得点で一点を返すと、同４８分には途中出場の原が押し込んで同点に。岩政監督の采配が的中した札幌は、貴重な勝点１をゲットした。