名古屋グランパスReport

攻撃的サッカーを志向する両チームのスタイルが顕著に表れた。ピッチを広く使って攻め立てるＧ大阪に対し、ショートパスをつないで打開を試みる名古屋。ファンウィジョの強引な仕掛けや青木のドリブルがアクセントとなり、打ち合いは激しさを増していく。ホームでの開幕戦となった青黒のイレブンにとっては、連動したサイド攻撃を見せたのみならず、福田や市丸、中村といった若手が躍動するなど、今季の指針を明確に表現した９０分ではあったが、相手のブラジル国籍トリオを抑え切れず。勝点が付いてこない一戦となってしまった。