ＦＣ町田ゼルビアReport

前半から京都はロングボールを意識的に幾度も相手のディフェンスラインの裏に送る。これがボディーブローのように町田の守備陣の出足を鈍らせ、後半１７分の先制点という結果として結実。その後は交代カードを切って反撃を狙う相手に対し、ベンチスタートとなったチーム内得点王の一美が投入直後に結果を出してリードを２点に広げる。直近５試合で１１失点を喫していた守備陣も最後まで申し分のない対応でクリーンシートを達成して２−０で終了。チームとしての引き出しを増やした京都が、６試合ぶりの勝利を得意のホームで挙げた。