ヴァンフォーレ甲府Report

公式戦４連敗中の新潟は序盤から丁寧にパスをつなぎ、相手をいなす。主導権を握りつつあったが、前半１４分にセットプレーから失点を喫する。この逆境の中でチームをけん引したのは加藤だった。プレースキックの精度の高さを披露し、同１８分の同点弾の起点になると、一方ではハードワークを惜しまず、守備にも貢献。後半１５分に勝ち越しを許した後も、積極的にパスを受け、チームの攻勢を維持させる。同３０分には良い連係から相手のオウンゴールを誘い、同点ゴールをもたらす。連敗を止める立役者となった。