ヴァンフォーレ甲府Report

ポゼッションを諦めて守備を固める甲府と、低い位置から丁寧にボールをつなぐ柏の思惑が重なり、こう着した状態が続く。均衡が破れたのは後半１８分。クリスティアーノのゴールが決まり、甲府は１点のビハインドを背負う。失点からわずか２分後、交代カードを２枚使い、甲府が反撃に出る。すると、同３９分に途中出場の堀米が良い動きを見せ、阿部拓へ精度の高いパスを通す。阿部拓がこれをねじ込み、同点に追い付くことに成功。勝点１をもぎ取った甲府はリーグ戦６試合連続で負けなしと、素晴らしい形で前半戦を締めくくった。