ヴァンフォーレ甲府Report

両チームともに天皇杯から中２日というタイトな日程ということもあってか、全体的に動きが鈍く、チャンスの少ない展開となる。後半８分にＣＫから盛田が押し込み、甲府が先制に成功すると、ようやく試合が動き出す。その後は、前線の選手を入れ替えて反撃を試みる鳥栖に対して、甲府は落ち着いた対応を見せる。追加点こそなかったが、優位に進めて勝点３を手にした。甲府にとっては５月１７日以来のリーグ戦での勝利。一方の鳥栖は、強みであるはずの運動量の多さを発揮できず、９０分を通して攻め手を欠いた。