鹿島アントラーズReport

鹿島は植田と山本が立て続けにイエローカードを提示されて嫌な立ち上がりを迎える。攻守の切り替えが素早い広島に苦しめられるが、徐々にペドロジュニオールが前を向いてボールを運べるようになると、前半３０分に土居の個人技で先制に成功。その後も青山から繰り出されるロングパス、柏のキレのあるドリブルに手を焼くものの、ペナルティエリア内は昌子と植田が制圧する。すると、終盤には途中出場の伊東と鈴木が絡んだ攻撃で追加点を奪取。伝統の勝負強さを見せつけた鹿島が、優勝にまた一歩近づいた。