鹿島アントラーズReport

集中を切らさずに走り続けたイレブンに、ようやく勝利の女神がほほ笑んだ。開幕戦以降、毎試合のように豊富な運動量を披露するものの、勝点３から遠ざかっていた湘南。この一戦でも、開始直後こそ立て続けにスコアが動いたが、その後は互いにチャンスを決め切れず、こう着した時間が続く。しかし、相手に押し込まれる中でも、選手たちはポリシーを曲げることなく、９０分を通して攻守に奔走。終了直前の劇的なゴールとして結実した。リバウンドメンタリティーを発揮してつかんだ白星は、今後の戦いに大きな自信を与える一勝になるだろう。