鹿島アントラーズReport

降りしきる雨よりも冷たい現実が待っていた。苦しい状況が続く柏はこの日も開始早々に先制点を献上し、さい先の悪いスタートを切る。瀬川が立て続けに得点を決めて試合をひっくり返すものの、勢いを保てずにＣＫから同点に追い付かれてしまう。後半は唯一の決定機を相手の好守で逃すと、後半１６分にはミスから逆転を許す。その後は鹿島のペースに誘い込まれてしまい、攻撃は散発。加藤監督は長身のオルンガを投入するが、今度は起点を封じられる悪循環に陥る。最後は単調なサイドアタックを抑え込まれ、悔しい形で接戦を落とした。