ツエーゲン金沢Report

残留へ向けて勝点３が欲しい両者の一戦。序盤は互いに決め手を欠き、ややこう着した展開に。だが、ホームの栃木は飲水タイムを境にして徐々に試合の流れをつかむと、前半３５分に得意のセットプレーから先制点を奪う。後半は相手の攻撃を受ける機会が増えるも、守備では柳、小野寺ら長身の選手たちが空中戦で強さを発揮する。それに応えるかのように前線の選手も足を止めず、ハードワークを最後まで続けて相手の攻撃をシャットアウト。７試合ぶりの白星を挙げ、残留に王手をかけた。一方、１点が遠かった金沢は、降格圏に転落となった。