アビスパ福岡Report

森崎浩のために。功労者のホームラストゲームを勝利で飾るべく、広島はスタートから気迫にあふれるプレーで主導権を掌握。長年にわたって苦楽をともにした盟友の佐藤がはなむけのゴールを決めると、これに続いたのはこの日の主役だった。前半３３分に森崎浩が左足でネットを揺らし、千両役者ぶりを発揮。後半８分にピッチを後にする際には、今までの功績をたたえる万雷の拍手が送られた。有終の美を飾ったレジェンドの雄姿を、「仲間」たちは忘れることはないだろう。