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2021年J3最終節直前 ここまで全試合に出場している選手の一覧
今季は15チーム、2回戦総当たりでの開催となったJ3。参入初年度に躍進を見せた宮崎が一足先に28試合を消化してシーズンを終え、他14チームがいよいよ最終節を迎える。今回はJ1版、J2版に続き、11/28(日)に開催された29節終了時点で、ここまで全試合に出場している選手をピックアップする。
●フルタイム出場を続けている選手
ここまで全試合でフルタイム出場を続けている選手は4人。富山の戸根一誓、沼津の藤嵜智貴のほか、熊本からは黒木晃平、河原創が名を連ねた。特に、河原創はルーキーイヤーだった昨季も全試合出場を達成しており、2年続けて全ての試合に出場しようとしている。中盤の刈り取り役と、攻撃の起点としての能力を合わせ持ち、大木武監督の大きな信頼を得ているだけでなく、プロになってから一度も離脱や出場停止でリーグ戦を欠場したことがないことは、偉業と言えるだろう。昇格、逆転優勝の可能性を残す熊本の中心として、最終節はどのようなプレーを見せてくれるか、注目だ。
●全試合先発出場を続けている選手
フルタイム出場ではないものの、全てのリーグ戦でここまで先発としてピッチに立っているのは9人。宮崎の徳永裕大、藤岡浩介は28先発、他チームの選手は27先発を記録している。中でも、藤岡浩介は参入初年度から大躍進を見せ、暫定首位ですべての試合を終えた宮崎で攻撃の中心として活躍。今季は左サイドと最前線を主戦場とし、全試合先発して10得点を挙げ、チーム得点王となった。ついにJの舞台でブレイクを果たした苦労人の、さらなる進化に期待がかかる。
●全試合出場を続けている選手
そのほか、全試合先発ではないものの、ここまで全試合出場を続けている選手は10人。YS横浜の土館賢人は、シュタルフ悠紀リヒャルト監督が就任した2019シーズン以来、ほぼ全ての試合に出場しており、センターバックや中盤の底での堅実なプレーが持ち味だ。高校時代から注目された希代のアタッカー・福島の樋口寛規、地元出身のテクニシャン・長野の三田尚希の2選手は、ここまで9得点を記録。最終節ではシーズン全試合出場と同時に、二桁得点も達成できるか。
2021明治安田生命J3リーグの最終節は、12/5(日)14時より、各地で一斉に開催される。
文:増田 椋斗
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