コラムColumns2020年Ｊリーグで二桁得点を挙げてＪリーグの別チームに移籍した選手一覧。

今回は、昨季のＪリーグで二桁得点を記録した選手のうち、今オフに移籍を果たした面々について紹介する。

Ｊ１で二桁得点を残したストライカーのうち、２人が新たなＪリーグチームでの挑戦を決断した。レアンドロペレイラ、ジュニオールサントスの、両外国籍ＦＷだ。いずれも１トップを務められるタイプのゴールゲッターで、高さ、速さ、うまさと、三拍子をそろえ、指揮官としても起用しやすいタイプだろう。新天地において、さらなる「得点量産」が期待される。

昨季のＪ２で二桁得点の結果を残し、今季新たにＪ１の門戸をたたく選手は、ディサロ燦シルヴァーノ、加藤陸次樹、遠野大弥の３人。彼らに共通するのは、「Ｊ２初挑戦」となった昨季にいきなり結果を残してブレークを果たした、期待のアタッカーだという点だ。底知れないポテンシャルはどこまで開花するのか。Ｊ１で輝く彼らに期待を寄せたい。

そのほか、谷口海斗、武颯といったＪ３で結果を残し続けてきた名ＦＷが「Ｊ２初挑戦」の年にどこまで数字を残せるかにも、同様に注目だ。

文：増田 椋斗