コラムColumns2020年 J1 スルーパス数ランキング（12/6終了時点）。

総数の１位は江坂任（分析コラム）。アシスト数（ランキング）でも上位につけ、江坂が太陽王の攻撃のタクトを振っていることはデータでも一目瞭然だ。柏の強力攻撃陣は、彼なしには語れない。

マルコス ジュニオールは昨季ゴールデンブーツを獲得するなど、得点力はお墨付きだが、２列目のチャンスメーカーとしての一面も忘れてはならない。正確なキックで多くの好機を演出する。

世界的な名手、アンドレス イニエスタは総数で３位にランクイン。１本で局面をガラッと変える魔法のスルーパスを数多く披露し、目の肥えたファンを楽しませている。当サイトで集計している、「チャンスビルディングポイント」の攻撃部門では、堂々のリーグ１位だ。

最も目立つ「得点」だけでなく、アシストやスルーパス、それらに関連したデータにも着眼して観戦すれば、より深くフットボールを楽しめるだろう。今後も当サイトでは積極的に「立役者」にもスポットライトを当てて紹介を続けたい。

文：増田 椋斗

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