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この試合が凄かった! J1リーグ戦306試合分の1位【シュート編】
2017年のJ1リーグ戦も全日程を終了した。
その全306試合の中から、「最も○○のデータが凄かった」試合をピックアップしてみよう。
今回は【シュート編】として、『シュート数』『枠内シュート数』『枠外シュート数』の3つを紹介する。なお、本コラムのシュート数は、Jリーグ公認データStatsStadium(スタッツスタジアム)の数字に準拠している。
まず『シュート数』で1位になったのは第27節の鹿島vsG大阪で、両チーム合わせて36本だった。
この試合では前半7分にアウェイのG大阪が先制し、後半アディショナルタイムにホームの鹿島が逆転ゴールを挙げている。
ちなみにG大阪の先制点はチームの最初のシュート、鹿島の逆転ゴールはチームの最後のシュートだった。
上位の試合の数字を見ると、ホームチームが20本以上のシュートを打ちつつ、アウェイチームも10本以上のシュートを打っている。
どの試合でも3つ以上のゴールが決まったうえに1点差または同点となっており、スペクタクルな試合だったと言えるのではないだろうか。
番外編として、シュート数が最も少なかったのは第17節の新潟vs磐田の7本。
特に新潟はシュートを1本しか打つことができなかった。また、磐田の1点目はオウンゴールによる得点となっている。
次に『枠内シュート数』で1位になったのは、第1節の横浜FMvs浦和。なんと今季の開幕戦である。
両チーム合わせて実に18本のシュートが枠内に飛んでいた。
枠内シュートが多いだけに、上位3試合とも大量の得点が入っており、特に3位の浦和vs広島は枠内シュート16本から7ゴールが決まっている。
番外編として、枠内シュート数が最も少なかったのは第28節の大宮vs清水の0本。
シュート自体は合計13本あったが、全て枠外か相手にブロックされていた。
ちなみに枠内シュート数が両チーム合わせて0本だったのはこの試合だけである。
最後に『枠外シュート数』で1位になったのは、第16節のG大阪vs川崎Fと第20節の川崎FvsFC東京の19本。
どちらも川崎Fが多くの枠外シュートを打っている。
この3試合に共通している点はアウェイチームが先制していること。これによってオープンな試合展開になりやすいのかもしれない。
また、両チームとも枠外シュートが多いというよりは、どちらかに偏る傾向がありそうだ。
今回は『シュート』に関して際立っていた試合を紹介した。
この中で実際に中継を見た試合や現地に観に行った試合がある方は、記憶に残っているだろうか。Jリーグ公式ウェブサイトから、ハイライト映像でもう一度振り返ってみるのもいいかもしれない。
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