HOME » データプレビュー ‐川崎Fvs浦和 ボールを持つのはどちらだ?‐
8節を迎える明治安田生命J1リーグ。今節の大一番は首位の川崎Fと3位の浦和の一戦だ。そこで今回はデータを交えて簡単に見どころを紹介したい。
川崎Fが57.8%で浦和が61.2%。これは7節終了時点での平均ポゼッションだ。それぞれリーグ内で2位と1位で、両者がボールを保持するのが得意であることを表している。パス数でも互いに1位と2位。それだけに、この試合でどちらがボールを保持するのかが注目といえる。
ホームチームのそれを支えるのは4アシストを記録している中村。パス数はリーグ全体で見てもトップで、チーム内でのパス交換ランキングを見ると、トップ10全てに出し手か受け手として彼の名前があるのだ。また、彼が出したラストパスの中で6本は大久保へ、4本はエウシーニョへ渡っている。名実ともに中心である14番が、どれだけ良い形でプレーできるかで展開は変わってくるだろう。
一方、アウェイチームのカギは攻守の切り替えの部分か。ボールを失った後に5秒未満で奪い返した割合は17.7%とリーグで最高で、ボールを取り返すまでの平均時間は唯一の一桁である9.7秒。川崎Fを相手に同様のプレーができれば、首位チームの歯車を狂わすことができるに違いない。
14年と15年の直接対決では、ボールポゼッションはそれぞれのチームが1試合ずつ上回る結果であった。また、両チームの指揮官が就任して以降のリーグで対戦した7回では、川崎Fが4勝で浦和は1勝、昨季は2戦ともドローであった。果たして、今回はどちらに軍配が上がるのか。
川崎フロンターレ 2016シーズンサマリー
浦和レッズ 2016シーズンサマリー
2015年 11月7日 浦和vs川崎F マッチレポート
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