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U-22日本代表メンバー(7/1 U-22コスタリカ戦)と選手のプレーデータ
先日、リオ五輪を目指すU-22日本代表メンバーが発表された。同代表は7/1にU-22コスタリカ代表と対戦する。発表されたメンバーとともにいくつかのデータを簡単に紹介しよう。
※データは6/25時点
<GK>
櫛引 政敏 (清水エスパルス)
J1: 8試合出場 パスCBP: 0.38 守備P: 6.9
牲川 歩見 (ジュビロ磐田)
J3: 5試合出場 パスCBP: 0.45 守備P: 3.42
山田 元気 (京都サンガF.C.)
J2: 12試合出場 パスCBP: 0.37 守備P: 4.91
※ポイントは90分換算値
清水、磐田、京都から上記3名が選ばれた。牲川は所属チームでのプレーはなく、Jリーグ・アンダー22選抜(J-22)で出場している。3名ともプレーしているチームの失点が多い共通点があり、セーブ率が低めの値になってしまっているが、もちろん彼らだけに責任があるわけではない。
GKデータ比較
スタメン試合数
<DF>
櫛引 一紀 (コンサドーレ札幌)
J2: 15試合出場 パスCBP: 0.82 守備P: 8.34
奈良 竜樹 (FC東京)
J3: 2試合出場 パスCBP: 1.38 守備P: 10.68
岩波 拓也 (ヴィッセル神戸)
J1: 12試合出場 パスCBP: 1.19 守備P: 8.12
植田 直通 (鹿島アントラーズ)
J1: 9試合出場 パスCBP: 0.78 守備P: 9.26
亀川 諒史 (アビスパ福岡)
J2: 15試合出場 攻撃CBP: 1.28 守備P: 5.07
伊東 幸敏 (鹿島アントラーズ)
J1: 5試合出場 攻撃CBP: 2.01 守備P: 5.54
J3: 1試合出場 攻撃CBP: 1.14 守備P: 0.83
川口 尚紀 (アルビレックス新潟)
J1: 13試合出場 攻撃CBP: 1.37 守備P: 4.32
高橋 壮也 (サンフレッチェ広島)
J3: 7試合出場 攻撃CBP: 1.31 守備P: 6.13
※ポイントは90分換算値
右表にセンターバック陣のスタメン試合数をまとめた。気になるのはU-22日本代表の中心選手である奈良の出場機会だ。今季札幌からFC東京へ移籍したが、リーグ戦、ナビスコ杯ともに出場はまだなくJ-22で2試合出場したのみ。1月の予選に向けて試合勘が気になるところだ。
<MF>
遠藤 航 (湘南ベルマーレ)
J1: 14試合出場 攻撃CBP: 1.36 守備P: 12.4
矢島 慎也 (ファジアーノ岡山)
J2: 15試合出場 攻撃CBP: 1.46 守備P: 0.73
野津田 岳人 (サンフレッチェ広島)
J1: 7試合出場 攻撃CBP: 1.06 守備P: 0.59
喜田 拓也 (横浜F・マリノス)
J1: 13試合出場 攻撃CBP: 1.41 守備P: 2.82
中島 翔哉 (FC東京)
J1: 2試合出場
J3: 2試合出場 攻撃CBP: 2.09 守備P: 1.28
前田 直輝 (松本山雅FC)
J1: 15試合出場 攻撃CBP: 0.96 守備P: 0.52
J3: 1試合出場 攻撃CBP: 1.28 守備P: 0.1
井手口 陽介 (ガンバ大阪)
J1: 1試合出場
J3: 4試合出場 攻撃CBP: 2.15 守備P: 3.74
大島 僚太 (川崎フロンターレ) 【追加招集】
J1: 10試合出場 攻撃CBP: 3.62 守備P: 1.95
※ポイントは90分換算値。90分以上出場していない選手は掲載なし
MFからは遠藤のデータを紹介しよう。湘南では3バックの一角を担っているが、U-22日本代表では中盤の底でプレーしている。湘南とU-22日本代表ではチームのスタイルが大きく異なる影響もあり、下図の通りまったく異なるデータ傾向が表れている。
U-22日本代表のデータは今年3月の予選3試合のもの。日本がボールを持つ時間が長かったため、ある程度一定のテンポでパスを配給している。一方で湘南では縦の意識が強く縦パス比率は約6割。ワンタッチパスも半数に迫る数値となった。湘南の場合ボールを運ぶ役目もあるため、3秒以上ボールをキープしたケースが代表より多いのも特長の一つだ。
湘南とU-22代表での比較
<FW>
金森 健志 (アビスパ福岡)
J2: 12試合出場 攻撃CBP: 1.57 守備P: 0.6
豊川 雄太 (鹿島アントラーズ) 【負傷により離脱】
J1: 2試合出場
J3: 1試合出場 攻撃CBP: 1.8 守備P: 0.69
浅野 拓磨 (サンフレッチェ広島)
J1: 14試合出場 攻撃CBP: 1.5 守備P: 0.27
鈴木 武蔵 (アルビレックス新潟) 【追加招集】
J1: 8試合出場 攻撃CBP: 1.01 守備P: 2.47
オナイウ 阿道 (ジェフユナイテッド千葉) 【追加招集】
J2: 17試合出場 攻撃CBP: 1.4 守備P: 1.89
小屋松 知哉 (名古屋グランパス) 【追加招集】
J1: 13試合出場 攻撃CBP: 1.65 守備P: 0.34
FWは3名(後の変更・追加により5名)。それぞれのシュートパターンをまとめた。浅野、金森は2015年のデータ。豊川は今季のシュート数がわずかだったため、2014年の数値も合算した。所属チームで披露している自分の形をU-22日本代表でどう見せてくれるのか注目だ。
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