HOME » Jリーグtoto（第730回）をデータから予測
Jリーグtoto（第730回）をデータから予測
Jリーグが佳境を迎えたということは、今季のtotoも残りわずかということ。totoはあと３回を残すのみで、J1よりも早くシーズン終了となる（mini totoやtotoGOAL3は別）。そこで、Football LABではtoto第730回を対象に、勝率予測と執筆時点の投票率、過去の対戦成績をまとめてみた。
※試合順はtotoの試合番号順としています。
※勝率予測のロジック
過去のデータから各試合の平均的なスコアを予想した「予想得点数」を平均値として作ったポアソン分布を基に、ホームチームが勝つ確率、引き分けの確率、アウェイチームが勝つ確率を導き出したものです。
①
過去の対戦成績ではまったくの五分だが、柏がＪ１に復帰した2011年以降に限定すると、仙台の３勝４分け１敗。勝率予測でも仙台が優勢との結果が表れており、ホーム勝利に加えて引き分けを抑えておくのが良いだろう。
②
勝率予測では鳥栖が優勢で、執筆時点での投票率では圧倒的に鳥栖が支持を集めている。ただ、過去の３試合は新潟が全勝。戦前の予測を裏切る結果に終わることが多く、余裕があればホーム勝利とアウェイ勝利のダブルをマークしておきたい。
③
ペトロヴィッチが浦和の監督に就任した2012年以降、両者の相性は逆転。2012年以降の対戦成績は、浦和の4勝1分けだ。下位のチームを相手に取りこぼしが目立った浦和だが、上位対決では勝率予測にならって本来の強さを発揮するか。
④
勝率予測では広島が優勢で、さらに引き分けの比率も30％を超えるデータが表れている。しかし、前節を終えて降格圏内から脱した清水はホームで連勝中。結果が予測しづらい一戦であり、トリプルを使うことも視野に入れたい。
⑤
連勝が７でストップしたＧ大阪だが、ワールドカップによる中断が明けてからの好調ぶりは特筆すべきもので、勝率予測では圧倒的に優勢となっている。岩下の出場停止が不安材料ではあるものの、ホーム勝利の１点買いを勧める。
⑥
５試合連続で未勝利の神戸が68％の確率で勝利を収めるとの予測に。マルキーニョスの孤軍奮闘ぶりが際立つ一方、チームとしての勢いには陰りが見られる神戸としては、再浮上の契機をつかむ一戦としたい。
⑦
図に示した全てのデータで横浜FMが有利。また、日産スタジアムでは過去90分以内にＣ大阪に敗れたことはない。一方、過去５戦の対戦成績はＣ大阪の２勝３分けであることも加味すると、ホーム勝利と引き分けのダブルが無難か。
⑧
甲府は直近５試合の合計得点数が２、合計失点数が１と、堅い守備を基調にロースコアゲームに持ち込むすべを心得ている。川崎Ｆがボールを握る展開が予想されるものの、どちらのペースで試合が推移しているのかは注意深く観察したい。
⑨
８割を超える勝率予測が表れた名古屋勝利の１点買いで良いだろう。Ｊ２への降格が決定した徳島としては、残り３試合となったホームゲームの中で是が非でもホーム初勝利を挙げたい。前回の対戦は引き分けであり、印象は悪くないはずだ。
⑩
勝率予測がほぼ均等に３分割されたように、勝点54で並ぶ両者の一戦は行方が読みづらい。ただ、大銀ドームにおける過去の対戦成績では大分が３戦全勝。Football LABはトリプルを勧めるが、余裕がないのであればホーム勝利の１点買いで勝負か。
⑪
昇格争いからは後退した両者の一戦は、ホームの栃木が有利との予測。栃木は６連敗を喫した夏場の不調から脱しており、９月以降のホームゲームでは負けがない。福岡との対戦も、ホームでは連勝中だ。
⑫
勝率予測では今季二度目の３連勝を狙う愛媛が優勢。西田、河原、堀米のトリオが敵地でも躍動するか。データでは引き分けの予測も30%に及ぶため、愛媛勝利＋引き分けのダブルでも良い。Ｊ３への自動降格は免れた東京Ｖだが、苦戦は必至だ。
⑬
４年ぶりの顔合わせとなった前回の対戦は、磐田が３－２で勝利。この試合で決勝点を挙げた前田は京都戦において５試合連続ゴール中と、抜群の相性の良さを誇る。これ以上の足踏みを回避したい一戦で、点取り屋としての本領を発揮したい。
上記を踏まえて買い目を右図の通りとした。
toto第730回は日曜日の試合が対象となるため、まだ締切までは時間がある。販売終了は10/26（日）（ネット 12:50／toto取扱コンビニ 11:30／toto売り場 12:00)となっているので、購入予定の方は各チームのニュースを見てからでも遅くはない。
Columns
Graphics
2024-11-04 15:10
2024-03-27 09:55
2023-12-05 12:45
