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【J1第28節プレビュー】それぞれの生き残りを懸けて
2014-10-17 12:00 RSS

首位の浦和が7ポイント差を付けて快走。これ以上離されるわけにはいかない後続の中で、G大阪と川崎Fが激突する。その他にも、ACL出場圏内を争う鳥栖は残留争いを繰り広げるC大阪と、F東京は大宮と対戦。今節は、目標への生き残りを懸けた上記3カードを取り上げる。

■G大阪(2位)vs川崎F(4位)
ナビスコカップを含め、同一カード3連戦の最後となるG大阪vs川崎F。ナビスコカップでは1勝1敗となり、G大阪がトータルスコアで上回って決勝へ進出した。雪辱を果たしたい川崎Fだが、万博は鬼門となっている。過去13度の対戦で2勝2分け9敗。00年以降に関しては一度も勝利はない。右のスコアを見ても分かるように、打ち合いの末に敗れることが多く、平均失点は2.8点となっている。風間監督がG大阪の強力攻撃陣を封じる策を施すのか、はたまた川崎Fの攻撃スタイルを貫いて打ち勝つ策に出るのか。優勝争いに生き残るための分岐点となる一戦に注目が集まる。

対戦データ
http://www.football-lab.jp/g-os/preview/

■大宮(15位)vsF東京(6位)
ディフェンシブサードでのファウル数がリーグで最も多い大宮。その大宮にとって、武藤は厄介な存在となるだろう。彼の魅力は切れ味の鋭いドリブルと積極性。アタッキングサードでファウルを受けた回数はリーグで2位の数字を記録しており、どのチームも果敢な仕掛けに手を焼いていることが分かる。だが、今節は武藤に次いでチーム2位の10ゴールをマークしているエドゥーが出場停止で欠場するため、攻撃面での武藤への比重はいつもより大きくなるだろう。それだけに、大宮としてはこの男を抑えられれば勝機が訪れるはずだ。

対戦データ
http://www.football-lab.jp/omiy/preview/

■鳥栖(5位)vsC大阪(17位)
両チームの得点パターンを見ると、どちらもクロスからの得点が1番多いことが分かる。そのため、サイドの攻防がカギを握ることになるだろう。鳥栖は左サイドからの攻撃がストロングポイント。安田と金民友の息の合ったコンビネーションから多くのチャンスを作り出す。対するC大阪のクロスの担い手は、主に両サイドバックだ。丸橋は他の選手と比べると、若干クロスの成功率が低いものの、クロスでのラストパス数は多く、シュートに直結するボールを供給しているといえる。サイドで主導権を握ったチームが試合を制することになりそうだ。

対戦データ
http://www.football-lab.jp/tosu/preview/

2014-10-17 12:00 RSS
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