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【天皇杯準々決勝プレビュー】ラウンド8。天下取りに一歩近づくチームは
佳境に差し掛かるリーグ戦と同様に、日本一のクラブを決めるトーナメントもここから徐々に激しさを増していく。開催は10月11日と15日。今回は準々決勝の全4試合のプレビューをお送りする。
■G大阪(J1)vs大宮(J1)
G大阪はショートパスからの得点数がJ1トップ、大宮はショートパスからの失点数がJ1ワースト1位と、攻守において対称関係にある両チーム。それぞれの割合で見ても、その項目がチーム内で最も多いパターンとなっている。リーグ戦では片やACL圏内、片や残留争いの渦中。ホームのG大阪がデータ通りに大宮をねじ伏せるのか。
■名古屋(J1)vs清水(J1)
名古屋のDFのタックルラインはJ1で最も低い26.4メートル。積極的に奪いに行くチームより裏を取られるリスクは高くないはずだが、対戦相手に通されたスルーパス数はJ1ワースト1位で、その成功率もワースト2位の数字となっている。スルーパスによるアシスト数がJ1で2位タイの清水の大前は、常時警戒しなければならない存在だろう。
■C大阪(J1)vs千葉(J2)
準々決勝で唯一、異なるディビジョン同士の対決となる。3回戦の柏戦に続くJ1撃破を目指す千葉の攻撃を引っ張るのは、左サイドバックの中村。高い位置を取って常に相手の背後を狙い、精度の高いクロスでチャンスを生み出している。このレフティーを中心としたサイドアタックが勝負のカギとなるかもしれない。
■山形(J2)vs北九州(J2)
メンバーをあまりいじらずにリーグ戦の延長として天皇杯を戦ってきた北九州に対し、山形は出場機会に飢える選手たちをうまく使いながらここまで勝ち上がってきた。3、4回戦ではいずれも、サブ組の日高と萬代のホットラインで決勝点を挙げている。J2での順位は北九州が上。ただし、90分で決着がつかなければ、層の厚さで上回る山形が有利か。
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