HOME » 【J2第19節プレビュー】J2天王山。湘南の独走は続くのか
J2は18節まで消化し、まもなく折り返し地点を迎える。現在は、圧倒的な強さを見せている湘南が首位。2位の磐田は湘南から勝点差14と大きく引き離されている。その両チームがついに直接対決。湘南の快進撃がこのまま続いていくのか、それとも磐田がその流れに待ったを掛けるのか。湘南の特徴的なデータをピックアップし、湘南の視点で見どころを記した。この注目の一戦を含めた19節の11試合は6月21日に行われる。
■磐田(2位)vs湘南(1位)
ここまで18試合を戦い、得点44、失点8という圧巻の成績で首位をひた走る湘南。その原動力の1つは、90分間走り切る運動量だ。特に、ルーズボールへの反応の早さや球際での強さは抜群で、その証拠にこぼれ球奪取数はリーグ1位を誇る。また、もう1つ湘南を語る上で欠かせない点がある。それはゴールへの貪欲な姿勢だ。敵陣ペナルティエリア内でのプレー回数、シュート数がともに多いことから分かるように、危険な場所へ何度も進入し、フィニッシュへとつなげている。
ただ、ここ最近は相手に研究されており、流れの中での得点は減少気味。それでも結果を残せているのは、セットプレーからゴールを奪えているからだ。今節に対戦する磐田は個々の能力が高いため、苦戦は必至。そこで重要になってくるのは、やはりリスタートだろう。湘南としては、ウェリントンの空中戦の強さを生かしたい。彼が攻守両面で制空権を支配すれば、おのずと勝利が見えてくるはずだ。
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2024-11-04 15:10
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