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コラムColumnsワールドカップtoto(第700回)をデータから予想。

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ワールドカップtoto(第700回)をデータから予想
2014-06-12 19:00 RSS

いよいよ明日の朝、開幕を迎えるブラジル・ワールドカップ(以下W杯)。今大会はtotoの対象にW杯の試合も含まれており、これまでとは違う楽しみも増えた。Football LABでは現在、グループステージの突破率各試合の勝率予測を掲載中。toto第700回の試合を対象に、その勝率予測と執筆時点の投票率、W杯における対大陸の勝敗などをまとめた。

※試合順はtotoの試合番号順としています。
※勝率予測のロジックについては、グループステージの突破率を掲載しているページにある『「勝ち上がり指数」算出方法について』をご参照ください。

イングランドvsイタリア

早速難しいカードから。勝率予測、投票率ともにほぼ3等分となっており、fifa.comによるとイングランドvsイタリアのAマッチの対戦成績もイングランド8勝、イタリア9勝、引き分け7と、ほぼイーブンな結果となっている。フランス大会以降のそれぞれの開幕戦の結果は、イングランド、イタリアともに2勝2分。引き分け予想を軸とし、余裕があればトリプルを使いたい。

コートジボワールvs日本

日本代表の初戦。日本は過去のW杯ではチュニジア、カメルーンに勝利しており、親善試合も含めると対南米よりは対アフリカの方が相性は良い。とはいえ、今回対戦するコートジボワールはアフリカでも最高クラスのアタッカーを擁しており、彼らをどう封じ込めるかがポイントとなるだろう。

ドイツvsポルトガル

こちらも難しいカードだが、全体的にはドイツが優勢な数値が出ている。両国は最近の欧州選手権やドイツW杯でも対戦しており、ここ3試合でドイツが3勝。ポルトガルはエースのロナウドが負傷明けでコンディションが不透明な状況。彼が本調子であれば、ドイツの守備を掻い潜りゴールを奪うことは可能だろう。

オーストラリアvsオランダ

オランダは過去のW杯においてアジア予選を勝ち抜いたチームに全勝しており、失点もわずか1。そのオランダの不安要素は、守備陣の経験値の少なさだろう。チャンスをものにすることができれば、オーストラリアが勝ち点を得る可能性も十分ある。

スペインvsチリ

国際親善試合も含めたスペインvsチリの対戦成績はスペインの8勝2分0敗となっており、チリはスペインに勝ったことがない。互いにボールを回すチームであり、見ていて楽しい試合になるのではないだろうか。

コロンビアvsギリシャ

勝率予測、投票率ともにコロンビアの勝利が5割を超えている。両国とも過去のW杯での成績があまり良くないため、対戦成績はあまり参考にはならないが、コロンビアは昨年の親善試合で欧州勢(セルビア、オランダ、ベルギー)に1点も与えず2勝1分という結果を収めており、やはりコロンビアが優勢か。

アルゼンチンvsボスニアヘルツェゴビナ

両者は昨年の親善試合で戦っており、アルゼンチンが2-0で勝利。ボスニアヘルツェゴビナは初出場ということもあり、アルゼンチンの勝利予想が圧倒的となっている。アルゼンチンは初戦の相手が初出場という大会が多く、近年ではドイツW杯のコートジボワール(2-1勝利)、フランスW杯の日本(1-0勝利)、アメリカW杯のギリシャ(4-0勝利)が挙げられる。それぞれしっかりと勝ち点3を得ており、油断はないだろう。

ガーナvsアメリカ

この対戦は3大会連続で実現しており、ガーナが2勝となっているが、勝率予測ではアメリカがやや優勢。アメリカはここのところの成績もよく、安定的にゴールを奪えている。一方ガーナは直近の韓国戦こそ4点を奪ったものの、少々得点力に不足が見られる。

ブラジルvsメキシコ

W杯においてはブラジルが圧倒的に優勢だが、2年前の五輪でメキシコがブラジルを破り金メダルに輝いたあの試合はまだ記憶に新しい。もしブラジルが開幕戦でつまずくことになれば、その五輪の記憶がプレッシャーとなってのしかかるだろう。

ロシアvs韓国

W杯における対ヨーロッパとの試合で5勝を挙げている韓国だが、このうちの4勝は日韓W杯で得たもの。他国開催では前回大会のギリシャ戦の1勝のみとなっている。本大会に至る親善試合などでも苦しい試合が続いており、勝率予測、投票率ともにロシア勝利が5割を超えている。

ウルグアイvsコスタリカ

フォルランがC大阪に加入したことで日本における注目度がさらに増したウルグアイ。また対戦国コスタリカは先日日本と試合をした影響もあり、投票率はウルグアイが圧倒的。両国は南アフリカ大会予選の大陸間プレーオフで対戦しており、2試合合計2-1でウルグアイが勝利している。

スイスvsエクアドル

投票率ではスイスが人気だが、勝率予測ではエクアドルの勝率がわずかながら高い。スイスはW杯において対南米に未勝利。エクアドルは過去に対欧州との試合で、イタリア、イングランド、ドイツには敗れたものの、クロアチア、ポーランドといった中堅国には勝利を収めている。ホームゲームで強さを発揮するエクアドルが、同じ南米であるブラジルを「ホーム」にできるかが焦点だ。

フランスvsホンジュラス

北中米カリブ海地域の中でもフィジカルに自信を持つホンジュラスはフランスに対しても激しく仕掛けていくだろう。フランスは熱くならず冷静にゲームを進めることが重要となる。相手のペースに乗ってしまった場合、勝ち点を失う可能性もゼロではない。

上記を踏まえて買い目を右図の通りとした。

toto第700回は日曜早朝(土曜深夜)の試合からが対象となるため、まだ締切までは時間がある。販売終了は6/14(土)(ネット 19:00/toto取扱コンビニ 11:30/toto売り場 12:00)となっているので、購入予定の方は各チームのニュースや開幕戦などの状況を見てからでも遅くはない。

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