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【J1第14節プレビュー】中断前最後のJ1。鳥栖は首位キープなるか
5月12日にW杯に向けた日本代表メンバーが発表された。国内組から選ばれたのは11人。大久保がサプライズ選出されたこともあり、Jリーグへの関心は日に日に高まっている。今節を終えると、W杯のためにJ1は約2ヵ月の中断期間に突入。鳥栖が首位を守れるか、大久保は景気付けに得点を挙げられるかなど、注目点が満載だ。
■浦和(2位)vsC大阪(10位)
ここまでリーグ最少失点の浦和。試合終盤に守備の意識が向上したことや、西川が加入したことなど、要因はいくつか考えられるが、今回はセットプレーに注目したい。表を見ると、昨季はセットプレーから14失点を喫し、全体の25%を占めたが、今季は13節終了時点でわずかに1つ。課題が改善された理由の1つとしては、自陣ペナルティエリア内での空中戦が挙げられる。昨季は40%に満たない勝率でリーグ最下位であったのに対し、今季は50%弱と約10%の上昇。競り合いの中心となる選手を見ても、森脇を除いて一様に勝率をアップさせている。彼らが山下を中心としたターゲットを抑え込めれば、5試合連続のクリーンシートも見えてくるに違いない。
対戦データ
■F東京(12位)vsG大阪(11位)
F東京はサイドアタックを中心とした攻撃が功を奏してクロス数では1位に立ち、成功率も決して低くはない。クロスから5失点を喫しているG大阪に対しては、ウイークポイントを突く形となる。だが、実際にF東京がクロスからネットを揺らした数はわずか2つとなっており、ゴールに直結しているとはいえない状態。4試合連続で無得点の現状も、ここに課題があるといえるだろう。平山を筆頭とした中央で合わせるFWが、きっちりと決められるかどうかが勝敗のカギを握りそうだ。
対戦データ
■川崎F(6位)vs横浜FM(15位)
リーグでも屈指のボール支配率を誇る両チームだが、得点力には大きな差が表れている。横浜FMは攻撃に不安を抱え、1試合平均で1点に満たない数字だ。その原因の1つはペナルティエリア内への進入回数の少なさかもしれない。高いポゼッションから30mラインまではボールを運べているが、肝心のペナルティエリア内への進入が多くないのは、相手のディフェンスを崩せていない証拠だ。そこでカギを握るのは、先日発表された日本代表にも名を連ねる齋藤。キレのあるドリブルで守備網を切り裂き、ゴールを生み出せるか。
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2024-11-04 15:10
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