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【J1第9節プレビュー】止まらない神戸。首位で5連戦に突入
2014-04-25 10:00 RSS

リーグ序盤でダークホースとなっているのは神戸。12年は最終節で王者広島に敗れ、降格の屈辱を味わったが、今季は8節終了時点でその広島を抑えて単独首位に立っている。今節はリーグ戦5連勝を懸け、本拠地でC大阪と対戦。同勝点で2位の広島は、鹿島とのホームゲームで首位への再浮上を目指す。

■横浜FM(11位) vs F東京(12位)
2つの美しいゴールで思い出に別れを告げ、新たな一歩を踏み出した「マッシモトーキョー」。今節は勝点11で並ぶ横浜FMと対戦する。直近の5試合で1得点と深刻な得点力不足に陥っている横浜FMだが、中盤の構成力は依然として高い。ボール支配率はリーグ1位を誇り、敵陣内へのパス、A3rdへのパスも川崎Fに次いで2位。一方で、ボール支配率の高さがシュート数に直結していないため、受けて立つF東京としては、前節と同様に3ボランチで中央を管理し、カウンターからチャンスにつなげたい。プレスを掛け合う展開が予想される中、こぼれ球をどちらが拾うかにも注目だ。

対戦データ
http://www.football-lab.jp/y-fm/preview/

■神戸(1位)vsC大阪(9位)
C大阪の柿谷は開幕から8試合無得点。ある程度フィニッシュワークに専念できた昨季と違い、今季は中盤での組み立てなど、攻撃面で求められる役割が増えたことも影響していると考えられる。今節の相手である神戸はタックル数がリーグ1位タイ。C大阪も球際の激しさでは引けを取らないが、その一方で被タックル時のボール支配率(相手のタックルを受けた際にボールをキープできたかどうかの割合)はリーグ17位と、同タイプの守備への耐性はない。エースの特長を最大限に生かす意味でも、手数を掛けないシンプルな裏狙いが理想といえる。

対戦データ
http://www.football-lab.jp/kobe/preview/

■広島(2位)vs鹿島(4位)
広島はセットプレーからリーグ最多の6得点を決めており、鹿島は4得点で2位に続く。上位対決となる今節も、セットプレーは勝敗を左右するファクターとなる。ただし、前節にFKの守備から青木がPKを献上する反則を犯したように、鹿島はタイトなマーキングが強みである反面、ファウル数も多い。積極性を維持しつつ、守備の精度を高めることが課題となる。鹿島と比べ、ファウル数が極端に少ない広島は、インターセプト数でリーグ1位を記録するなど、老練な守備が特徴。特に、森崎和と青山の奮闘が光る。守備のスタイルが異なる中で、主導権を握るのはどちらか。

対戦データ
http://www.football-lab.jp/hiro/preview/

2014-04-25 10:00 RSS
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