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コラムColumns【J1第28節プレビュー】残り7試合。「勝点3」への執念を見せろ!。

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【J1第28節プレビュー】残り7試合。「勝点3」への執念を見せろ!
2013-10-04 15:00 RSS

勝点の重みがより強く感じられる時期に入った。10月最初のJ1は、土曜日と日曜日の2日間にわたって開催される。優勝と残留の双方が懸かった甲府と横浜FMの一戦に加え、成績に関係なく激しい火花が散るであろう「さいたまダービー」など、注目カードがめじろ押しだ。そんな28節から3試合をピックアップした。

■磐田(17位)vs仙台(8位)
仙台は前節の横浜FM戦こそスコアレスドローに終わったものの、9月に開催された公式戦4試合の成績は3勝1分け。4戦合計の失点数はゼロと、ここへきて看板の堅守が本領を発揮している。その中心にいるのが富田と角田。チーム内で高いボール奪取能力を示しており、コンパクトな守備の維持に貢献している。ヤマハでの磐田戦といえば、想起されるのが08年の入れ替え戦。前述の富田をはじめ、林、渡辺、菅井、梁勇基など、当時の敗戦を知るメンバーは多い。名門クラブに引導を渡し、今季最高位の7位浮上となるか。

対戦データ
http://www.football-lab.jp/iwat/preview/

■浦和(3位)vs大宮(9位)
全体のポゼッションの数値ではリーグトップの浦和だが、タックルを受けた際のボール支配率(タックルを受けてもボールを拾い、キープを続けられたかどうか)は21.5%と、リーグ14位の値だ。大宮との前回対戦でも、敵のタイトな守備に苦しめられ、0-1で敗戦を喫している。リーグ1位の成功率を誇るワンタッチパスを生かし、寄せられる前に素早くボールを運べるかが焦点か。浦和はこれまで、J1において終盤にホームで行われた「さいたまダービー」では1分け3敗と未勝利。相性の悪い相手だが、このままずるずると順位を下げるわけにはいかない。

対戦データ
http://www.football-lab.jp/uraw/preview/

■F東京(5位)vs鹿島(4位)
優勝争いへの生き残りを懸けた直接対決では、互いに好調な攻撃陣を引っ張るエースに注目したい。4連勝のF東京は総得点が2位タイの51に達したが、中でも際立つのがペナルティエリアの「外」から挙げたゴールの多さ。渡邉は、全17得点のうち7点を占める。逆に、「中」で存在感を見せるのが鹿島の大迫だ。アタッキングサードでのプレー数は渡邉に劣るが、そのうちペナルティエリア内の比率に絞ると、大きく上回っていることが分かる。ボックス外の渡邉と、ボックス内の大迫。国立の夜を盛り上げるのは、どちらのストライカーか。

対戦データ
http://www.football-lab.jp/f-tk/preview/

2013-10-04 15:00 RSS
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