HOME » 欧州日本人選手出場状況まとめ(8~9月)
欧州の各リーグは8月(一部は7月)に開幕し数試合を消化。主なリーグに所属している日本人選手の出場状況とともに序盤戦を振り返ってみよう。
イングランド・出場記録
イングランド勢は厳しいスタートとなっている。コンフェデレーションズ杯の影響もありチームの合流に遅れた香川は、モイーズ監督の信頼を得るに至らず十分な出場機会を得られていない。マンチェスターUはUEFAチャンピオンズリーグ(以下、欧州CL)ではレバークーゼンに快勝したが、その後のリーグ戦で連敗。モイーズ監督の采配にも疑問符が付き始めている。
サウサンプトンの2人はリーグ戦にまだ出られていない状況。一方、アーセナルの宮市はわずかながら出場機会を得ている。負傷者が多い今のうちに結果を残しておきたい。
ドイツ・出場記録
日本人選手が多いドイツはどの選手も出場機会を得ている状況。欧州カップ戦にも出場している内田と乾は8月からハードなスケジュールをこなしている。コンディション面が気になるが、どこまで勝ち残れるか注目だ。昨季出場機会の少なかった酒井宏樹も今季のリーグ戦はフル出場中。移籍をした岡崎は幸先よくゴールを記録したが、以降得点は生まれていない。
イタリア、ロシア、オランダ・出場記録
昨季の負傷後コンディションを落としていた長友だったが、今季序盤の活躍でその不安はなくなった。マッツァーリ新監督の下ウイングバックで起用されており、時にはストライカーかのごとくゴール前に飛び出し、果敢に上下動を繰り返している。移籍がかなわなかった本田は今季序盤もCSKAモスクワのレギュラーとしてプレー。しかし、チームは調子を落としており、自身も7月末以降ゴールを決めていない。
オランダのハーフナーは今季もレギュラー。フィテッセは得点源であったボニーが移籍したため、今季はハーフナーのゴール数がチーム浮上の鍵となる。
ベルギー、スイス・出場記録
小野は負傷により戦線離脱中。川島は今季も正GKの座を確保している。スタンダールは開幕からのリーグ戦の連勝を9にまで伸ばしており、最高のスタートを切った。スイスへ渡った久保は途中出場がほとんどだが、7月からの合計で3ゴールを記録。8月上旬以降得点は途絶えているが、今季は二桁ゴールを目指したい。
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2024-11-04 15:10
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