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【J1第26節プレビュー】「仕切り直し」に成功するのは…
上位5チームがそろって勝利を逃す結果となった前節。3連敗で悪い流れの漂う広島や好調の甲府を迎える浦和、アウェイを苦手とする鹿島など、上位陣に試練が待ち受ける。果たして、仕切り直しとなる一戦を制し、優勝への道を前進するチームはどこか。
■広島(3位)vs新潟(11位)
優勝争いに残るためにも、これ以上の連敗は阻止したい広島。右表を見ると、勝利から遠のいている直近の5試合はそれ以前に比べてクロスの成功率が下がっており、そのままシュート数の減少にもつながっている。サイドからのチャンスメイクがキーとなりそうだ。
対戦データ
■磐田(17位)vs鹿島(4位)
ホームでは10勝2分け0敗と無類の強さを誇る鹿島だが、アウェイでは2勝3分け8敗と上位陣の中では低い勝点の取得数となっている。いかにして敵地で勝点を拾えるかが、優勝戦線に絡むためのカギとなりそうだ。
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■大宮(7位)vs仙台(9位)
仙台がJ1に昇格した2010年以降、カップ戦を含め1勝1分け6敗と仙台を苦手にしている大宮。今季の話題の中心であった無敗記録を止められたのも仙台だ。このカードでは守備が崩壊しやすいだけに、ディフェンス陣の奮闘が期待される。難敵への雪辱を果たし、再浮上の足掛かりをつかめるか。
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■浦和(2位)vs甲府(15位)
4試合連続で負けなしの甲府。中でも、この4試合で3得点とパトリックの活躍が目立つ。川崎Fに在籍していた時よりも下がった位置でのプレーが増えたものの、ポストプレーやプレッシングといった役割がかえって自身のプレーにリズムを生み、得点の量産につながっているようだ。果たして、この一戦でもゴールを挙げ、チームを勝利に導けるか。
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■川崎F(6位)vs鳥栖(14位)
川崎Fの中村は25節の終了時点で7得点を記録。ゴールは全てコンフェデレーションズカップから帰ってきた15節以降に挙げたものだ。アタッキングサードでのプレー数はリーグトップ。フィニッシャーとしての能力を開花した背番号14が、鳥栖のゴールをこじ開けるか。
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■横浜FM(1位)vs清水(13位)
今季最長の3連勝中の清水。今節はゴトビ監督の就任以降、アウェイで未勝利の横浜FMと対戦する。2試合連続ゴール中と好調の大前を中心に、横浜FMの堅陣を破れるか。ちなみに大前はリーグ戦の対横浜FMにおいて、清水の現メンバーの中で唯一のスコアラーでもある。
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■名古屋(10位)vsF東京(8位)
F東京はここ5年間で名古屋に対して5勝2敗。5勝のうち4試合が複数得点と、攻撃面の優位性が目立つ。この対戦カードの歴代得点ランキングでは、現在も活躍するルーカスと石川が断トツの数字。ルーカスは前回対戦の7節でも2得点を挙げてチームを勝利に導いている。
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■大分(18位)vs湘南(16位)
前節に今季ワーストの6失点で敗れた大分。後半の入り方が課題となっていたが、立ち上がりにあえなくダメ押しの3点目を浴び、その後は緊張の糸が切れたように連続ゴールを許した。湘南との前回対戦でも後半の開始早々の失点により敗戦。この修正なくして、残留はない。
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■C大阪(5位)vs柏(12位)
リーグ最少失点を誇るC大阪の弱点はどこにあるのか。その答えの1つが右の表だ。両ペナルティエリア内での空中戦の勝率は、リーグ下位の数値。柏としては攻撃時のハイクロスはもちろん、守備時に相手の選択肢をロングボールに狭めるようなプレスの掛け方も有効となる。
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2024-11-04 15:10
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