HOME » 柏vs仙台レポート~無得点に終わった要因は?
2013年8月17日 日立柏サッカー場
天候:晴れ 28.8℃ 81% 中風
主審:吉田寿光 副審:田尻智計/安元利充
柏レイソル 0-0 ベガルタ仙台
柏レイソル
スタメンのフォーメーションと、交代2枠使用後のフォーメーション
■ウォーミングアップ
・2人組パス
・マーカー使用のフィジカルアップ
・フリーパス→8vs8パス
・ポジションごとフリー練習(前線はシュート、中盤は2人組で約40mパス、DF陣はハイボールクリアなど)
■フィジカルコンディション
両サイドハーフは前半から攻守においてアップダウン激しく、後半30分以降は運動量落ちていた。
レアンドロドミンゲスのプレーエリア。敵陣中央に集約
■攻撃
・トップ下10レアンドロドミンゲスが相手ボランチの背後や横のスペースでボールを受け攻撃を作る。
・トップ下10レアンドロドミンゲスを中心に前線4人が中央に絞り相手も警戒するため両サイドにスペースができやすく、そこをサイドバックがオーバーラップしてクロスやシュートを狙う。
∟クロスは仙台に跳ね返される、もしくはファーに流れてしまってシュートまでいかなかった。
自陣高い位置でのボール奪取が一番多い
■守備
・ボールを奪われた後の切り替えが早い。奪われた後ボールに近い選手が前線から素早くプレッシャーをかけ簡単に繋がせなかった。
・3近藤と4鈴木が仙台FWへのハイボール、足元へのボールに対して厳しく体を当てて競り勝っていた。奪えなくても前を向かせず仙台に攻撃の形を作らせなかった。
ベガルタ仙台
スタメンのフォーメーションと、交代2枠使用後のフォーメーション
■ウォーミングアップ
・コーディネーション
・主力組は2人組、控え組は5対1
・マーカー使用のフィジカルアップ
・5対5
・2人組で約40mのパス練習
・ポジションごとにフリー練習
・ダッシュ、控え組はシュート練習
■フィジカルコンディション
試合開始時から風が強まり涼しい気候になっていったが、前半のアップダウンで疲労した5石川、15ヘベルチは後半に足が止まってきた。
前半立ち上がりでは柳沢のロストが目立った
■攻撃
・前半の立ち上がりは前線の2人にボールが収まらず攻撃が長く続かなかった。⇒攻撃は前で収まるかどうかがキー
・ビルドアップ時は5石川と28蜂須賀が高い位置を取ってサイドに張る。5石川はサイドチェンジを受けてから仕掛けるのが早いが、28蜂須賀は周囲とのコンビで絡もうとしていた。
・13柳沢と18ウイルソンがサイドに流れて受ける傾向が強く、クロス時に中の人数が少なくシュートまで至らないシーンが多かった。
■守備
・風の影響もあるが、ロングボールの処理後のセカンドボール拾えず、押し込まれることが増えていた。
∟ボール奪取はディフェンシブサードになることが多かった。
・相手10レアンドロドミンゲスに対しては縦パスを通させないような守備をしていたが、後半は前を向かれるケースが増え、最終ラインがスルーパスを警戒してラインを下げることが増えていた。
相手の攻撃の中心であるレアンドロドミンゲスの縦パスは、前半計6本だったのに対し後半は10本に増え、成功率も上昇を許した
関連ページ
柏vs仙台マッチレポート
レアンドロドミンゲス
近藤直也
鈴木大輔
ウイルソン
柳沢敦
Columns
Graphics
2024-11-04 15:10
2024-03-27 09:55
2023-12-05 12:45