HOME » ペトロヴィッチ率いる浦和の広島対策レポート
2013年8月3日 埼玉スタジアム2002
天候:晴れ 28.4℃ 63% 弱風
主審:松尾一 副審:相葉忠臣/数原武志
浦和レッズ 3-1 サンフレッチェ広島
5' 興梠慎三(浦和)
28' 原口元気(浦和)
55' 興梠慎三(浦和)
90'+3 水本裕貴(広島)
浦和レッズ
スタメンのフォーメーションと、交代枠使用後のフォーメーション
■ウォーミングアップ
・ストレッチ⇒コーディネーション
・2人組で基礎練習
・主力組と控え組に分かれてパス回し
⇒主力組は5対5
・ポジション毎に個別アップ
・ダッシュはなし
■フィジカルコンディション
湿度がそれほど高くなく、中盤と最終ラインは最後まで動けていたが、前線の3枚は後半攻め残りで守備に戻れないケースあった。
■攻撃
・ディフェンシブサードからミドルサードにかけてのパス回しは相手がプレスこないとショートパスでゆっくりつなぐ。
・30興梠は8柏木がボール受けると裏を狙ってスプリントすることが多い。ただボールがこないと動き直して受けに下がる。
・後半は相手が前からプレスかけてきたことで思うようにつなげず、マイボールの時間が短くなっていた。
∟ただ相手が前に重心を置いたために後ろにスペースが出来、1トップ2シャドーのワンツーが効果的になった。
■守備
・相手の1トップ2シャドーに対しては3バックが受け渡しながらマンマークでついて回った。常に3~5メートルの距離を詰めていたことで相手はくさびのパスを出しづらくなり、攻撃を防ぐことに成功していた。
・サイドは互いにウイングバック同士がマッチアップすることになり、1対1の場面が増えていたため、8柏木か24原口がプレスバックすることで数的優位を作って守ろうとしていた。
∟ただ後半はこの2シャドーが攻撃から戻れず、1対1の勝負で防ぎ切れずにクロスを上げられてしまうケースが目立った。
広島の1トップ2シャドーのプレー数は、これまでの平均と比較し大きく低下していたことが分かる。
サンフレッチェ広島
スタメンのフォーメーションと、交代枠使用後のフォーメーション
■ウォーミングアップ
・ストレッチ⇒コーディネーション
・主力組と控え組に分かれてパス回し
⇒主力組は5対5
・シュート練習
・個別にアップ
■攻撃
・ディフェンシブサードからミドルサードにかけてのパス回しは相手がプレスこないとショートパスでゆっくりつなぐ。
・11佐藤の動き出しで空いたスペースに2シャドーが入っていく。ただボールがこないと動き直して受けに下がる(特に10高萩)。
・1トップ2シャドーにボールが入らないとサイドの14ミキッチや16山岸(27清水、17パク)に渡し1対1で勝負しクロスをあげようとしていたが浦和の守備に対して1対2の数的不利になり奪われること、クロスがブロックされること、クロスミスが多かった。
■守備
・相手の1トップ2シャドーに対しては3バックが受け渡しながら対応する。相手1トップ2シャドーが中盤に降りて受けようとするとボランチに渡していた。
・裏を狙う相手に対してラインを上げながら対応していたが浦和の2列目の動き出しに対してオフサイドが取れない場面もあった。
・前半終了時点で2点リードされていることから、後半は前からプレスにいくようになった。
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