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【J1第17節プレビュー】前半戦の集大成。広島が首位浮上を目指す
日本代表のメンバーが発表され、招集された選手たちのパフォーマンスに注目が集まる中、J1は7月6日から始まった怒とうの4連戦の最後を迎える。シーズンの折り返しに差し掛かるタイミングで、昨季の覇者が首位を視界にとらえた。大宮が敗れ、広島が勝利を収めれば、順位が入れ替わることになる。3位の浦和と4位の横浜FMの上位対決には、平日の夜を盛り上げる好ゲームを期待したい。
■19:00 仙台(10位)vs広島(2位)
前節の白星で今季7回目となる完封勝利を達成した広島は、2位まで順位を上げてきた。日本代表には最多の4選手が選出されており、リストの中には自陣ペナルティエリア内における空中戦の勝率が100%である千葉の名前もあった(図参照)。リーグ最少失点を誇るチームは、先制点を挙げれば9戦全勝。明確な「勝ちパターン」を引っ提げて敵地に乗り込む。
対戦データ
■19:00 鹿島(5位)vs磐田(17位)
鹿島はホームで6勝1分けと圧倒的な強さを誇る。一方、磐田は前節の引き分けによって唯一アウェイで勝利のないチームになってしまった。リーグトップの本数であるCKを生かしてゴールを挙げ、白星に結び付けたい。
対戦データ
■19:00 浦和(3位)vs横浜FM(4位)
10年から3シーズン続けてアウェイチームが勝っているカードだ。だが、アウェイの横浜FMにも懸念材料はある。直近の2試合ではいずれも終了間際に失点。浦和の総得点の約半数は後半30分以降に挙げたものであり、一寸たりとも気が抜けない。
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■19:00 大宮(1位)vs川崎F(7位)
前節に「スロベニア代表2トップ」を初めて2人同時に欠いた大宮。飛車角落ちのチームは約2ヵ月ぶりの敗戦を喫した。川崎Fとの前回対戦は昨年7月28日。ノヴァコヴィッチが加入前、ズラタンが加入直後で17分間の出場となった試合は、1-4の大敗に終わっている。
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■19:00 柏(9位)vs清水(11位)
ネルシーニョ監督が就任して以来、清水戦は5戦全勝となっている柏。だが、清水のストライカーであるバレーには、甲府に在籍していた05年の入れ替え戦において1試合で6得点を決められた苦い経験を持つ。連勝を伸ばすためにも、「天敵」封じが欠かせない。
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■19:00 湘南(16位)vs新潟(13位)
新潟が前半戦最後の試合をアウェイで迎えるのは4年連続となる。過去3年間の戦績は2勝1敗で、勝利を収めた相手は10年の京都と12年の札幌。いずれもその年に降格の憂き目に遭ったチームだ。今季初の連勝を狙う湘南にとって、分岐点のゲームになるかもしれない。
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■19:00 C大阪(6位)vs鳥栖(15位)
鳥栖は昇格した12年以降、C大阪との公式戦4試合で1分け3敗。アウェイゲームに限れば3戦全敗、さらに合計10失点と圧倒的に分が悪い。今季のリーグ戦では開幕から全ての試合で失点中。アウェイでの平均失点は2.38と多く、今回も厳しい戦いが予想される。
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■19:00 大分(18位)vs名古屋(12位)
大分が先制点を挙げた時の勝率は14.3%でリーグ最下位。一方、名古屋が先制された場合、今季のリーグ戦では全敗だ。では、仮に大分が先制したらどうなるのか。ちなみに両者の直近の対戦である4月のナビスコカップでは、名古屋が後半に追い付いてドロー決着だった。
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■19:30 F東京(8位)vs甲府(14位)
連敗脱出を目指す甲府の前に立ちはだかるのは、過去の対戦で1勝7敗と苦手にしているF東京だ。唯一の勝利はJ1初挑戦の06年。15位で迎えた22節にF東京を3-1で下すと、その後も順調に勝点を加算し、一度も降格の危機に直面することなく残留を果たしている。
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2024-11-04 15:10
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