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J1若手の出場状況一覧
2013-04-18 12:00 RSS

今季は23歳以下の下部リーグへの期限付き移籍自由化が試験導入されており、例年以上に若い選手のプレーと出場状況に目が向く。今回のコラムでは、各年代の出場試合ランキングや、出場機会を得ていない選手をチーム毎に紹介!

※使用データは今季リーグ戦とナビスコカップの合算値
※出場時間はアディショナルタイムを含めた数値(単位:分)
※このコラムでは1990年4月1日以降に生まれた選手を扱うこととする

まずはゴールランキング。

昨季2桁ゴールを記録した柏の工藤は今季も好調を維持し6試合で5ゴール。ACLでも2点を決めている。続く大迫は負傷により欠場もあった中で4ゴールを記録。昨年はロンドン五輪メンバー落選という悔しい体験をしたが、それ以降着実に進化を遂げている。

・選手ページ
工藤 壮人大迫 勇也

続いて各年代の出場試合数-出場時間のランキング。

1990.4 - 1991.3


「期待の選手」という枠から一回り成長し、チームの主軸となった選手が名を連ねる。C大阪の山口は攻撃的な起用も増え3ゴールを記録。FC東京へ移籍した東も、梶山が抜けた穴を感じさせない働きを見せている。早稲田大卒のルーキー富山も早々に結果を残し、徐々に出場時間を伸ばしている。

・選手ページ
山口 螢東 慶悟富山 貴光

1991.4 - 1992.3


今季ポジションを一列下げた原口は持ち味を発揮。3ゴールを決め、マルシオリシャルデスをベンチに追いやる活躍を見せている。清水勢が3人ランクインをしているが、大前が抜けた後、攻撃の核として期待されていた高木がまだノーゴールと結果を残せていない。


・選手ページ

1992.4 - 1993.3


青森山田高を卒業しプロ3年目となった柴崎は、早くも鹿島に欠かせない選手へと成長。ナビスコカップで出場機会を得ていた名古屋の田中輝希は、リーグ戦でもスタメンの座を獲得し早速2ゴールを記録し、今季ブレイクを予感させる。ロンドン五輪メンバーであったC大阪の杉本は途中出場が多くまだ無得点。


・選手ページ

1993.4 - 


2011年のU-17ワールドカップ、昨年のAFCU-19選手権の日本代表メンバーが多く名を連ねる。今季の若手選手の筆頭として報じられているC大阪の南野はここまで全試合に出場。清水の石毛も、チームが不調にあった中で2ゴールを記録した。


・選手ページ

今季出場試合数1試合以下の主な日本人選手


※Jリーグ、ナビスコカップの出場試合数
※2種登録選手、特別指定選手は含まず

ベガルタ仙台

DF: 島川俊郎
MF: 藤村慶太、越後雄太

盛岡商高卒の藤村、ユース昇格の越後が昨季に続いてまだ出場なし。JFLの秋田から復帰した島川も出場機会を得られていない。

鹿島アントラーズ

GK: 八木直生(治療中)
DF: 植田直通、伊東幸敏、鈴木隆雅
MF: 土居聖真、宮内龍汰
FW: 中川義貴(負傷中)、豊川雄太

2011年のU-17ワールドカップに出場した経験を持つ植田はナビスコカップでデビュー。高卒、ユース卒が多い鹿島は出場機会の少ない選手が多く、今後彼らがどのように成長していくのか注目だ。

浦和レッズ

DF: 岡本拓也
MF: 野崎雅也、永田拓也、小島秀仁、矢島慎也、山田直輝(負傷中)

リーグ戦とACLを戦う浦和はほぼメンバーを固定しており、若い選手まで出場機会がまわらない状況。群馬への期限付き移籍から復帰した永田や、昨季リーグ戦8試合に出場した矢島らはまだ出場0となっている。

大宮アルディージャ

GK: 川田修平

2種選手を除いて出場機会がない若手はユース昇格のGK川田のみ。

柏レイソル

GK: 中村航輔
MF: 秋野央樹
FW: 木村裕、小林祐介

上記4名全員ユース育ちの柏。中村は2011年のU-17ワールドカップにて日本代表の正GKを務めた。

FC東京

DF: 阿部巧
MF: 野澤英之、橋本拳人

昨季は期限付き移籍先の横浜FCでレギュラーとしてプレーした阿部も、F東京では出場機会に恵まれていない。

川崎フロンターレ

DF: 福森晃斗、山越享太郎
MF: 風間宏矢
FW: 谷尾昂也

昨季左サイドバックで出場機会を得ていた山越だが、昨季終盤より登里にポジションを奪われている。米子北高のストライカーであった谷尾も、まだ出場機会を得られていない

横浜F・マリノス

GK: 鈴木椋大
MF: 喜田拓也

ユース昇格選手2名が出場機会を得られず、昨季リーグ戦10試合に出場した熊谷も2試合のみの出場にとどまっている。

湘南ベルマーレ

DF: 遠藤航(負傷中)、村岡拓哉
FW: 吉濱遼平、田村翔太、河野諒祐

主力の一人である元U-19日本代表の遠藤は負傷中。昨季に特別指定選手としてリーグ戦3試合に出場した吉濱は、ナビスコカップでスタメンフル出場した。

ヴァンフォーレ甲府

GK: 岡西宏祐
MF: 三幸秀稔
FW: 橋爪勇樹

河本、金子ら大卒選手が頭角を現しているだけに、山梨学院大卒の橋爪も続きたいところ。

アルビレックス新潟

GK: 渡辺泰広
DF: 川口尚紀
MF: 酒井宣福、小塚和季、奥山武宰士

今季はMFで登録されている酒井高徳の弟・酒井宣福の出場機会はまだなし。2011年のU-17ワールドカップのメンバーの一人である川口は、ナビスコカップの初戦にて途中出場。

清水エスパルス

DF: 三浦弦太
MF: 六平光成、藤田息吹、柴原誠
FW: 白崎凌兵、柏瀬暁、鍋田亜人夢(負傷中)、加賀美翔

若手を多く抱える清水は、昨季同様に樋口を岐阜へ期限付き移籍。ユース昇格選手に加え、中央大卒の六平や慶応大卒の藤田らもまだデビューに至っていない。逸材を揃えているだけに今後の若手起用に注目だ。

ジュビロ磐田

GK: 牲川歩見
DF: 木下高彰
MF: 小林祐希

昨季に東京Vから加入した小林祐希はナビスコカップにて1試合前半のみの出場となっており、ベンチ入りも他2試合のみとなっている。

名古屋グランパス

DF: 牟田雄祐、ハーフナーニッキ、佐藤和樹
MF: 望月嶺臣
FW: 高原幹

話題性の強い若手を揃える名古屋。ベテラン選手主体から徐々に世代交代を図っており、開幕戦にスタメンでピッチに立った福岡大卒の牟田、ユースから昇格した日本代表FWハーフナーマイクの弟ニッキ、野洲高卒の望月など、将来が期待されている選手が多い。

セレッソ大阪

MF: 秋山大地、小暮大器、岡田武瑠

柏同様、上記3名全員ユース卒の共通点を持つ。早くも主力として出場機会を得ている南野に続く選手が現れるか注目だ。

サンフレッチェ広島

GK: 原裕太郎
MF: 鮫島晃太
FW: 井波靖奈、浅野拓磨

ユース昇格組では野津田が出場機会を得ているが、3年目の井波はまだリーグ戦の出場が昨季の1試合のみ。四日市中央工高卒の浅野も出番を得ていない。

サガン鳥栖

FW: 平秀斗

多くの若手に出場機会を与えている鳥栖。1試合以下は佐賀東高卒の平のみだが、彼もナビスコカップで1試合途中出場を記録している。

大分トリニータ

MF: 為田大貴(負傷中)
FW: 後藤優介

昨季の主力の一人であった為田が負傷中。期限付きで同じ大分を拠点とするHOYOで昨季プレーをした後藤は、今季まだプレー機会を得られていない。

2013-04-18 12:00 RSS
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