HOME » 【天皇杯準決勝プレビュー】 タイトルへの執念で勝るのは
J1勢が4強を占めた天皇杯。全てのチームがリーグ優勝の経験を持つ「強豪」だが、今季のリーグ戦ではACLの出場権を得られずに終わってしまった。それだけに、意地とプライドが激突するスリリングなゲームが期待できるだろう。あと1つに迫った「国立」への舞台。果たして、その切符を手にするのはどこになるのか。
■G大阪vs鹿島
リーグ戦で結果を残せなかった2つの「名門」が、決勝進出を懸けて激突する。G大阪は「大阪ダービー」となった準々決勝で今野をボランチに置き、課題であった守備面に改善の兆しが見られた。中盤の構成力を強みにする鹿島は、さまざまな角度から得点を奪えるチーム。それだけに、C大阪戦で披露した粘り強いディフェンスを継続できるかが勝敗を分ける大きなポイントだ。
■横浜FMvs柏
名古屋との死闘を制し、昨季に続いて準決勝への進出を果たした横浜FM。リーグ戦で見せた「堅守」はこの大会でも健在で、2試合連続でクリーンシートを達成している。相手の得点パターンは多岐にわたるが、持ち味を遺憾なく発揮できれば、勝利は近づくはずだ。一方の柏は、勢いに乗っていた大宮を撃破し、チームの士気は上がっている。この一戦でも、良い流れを継続したい。
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text by 加藤 慶
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2024-11-04 15:10
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