コラムColumnsJ2・ミドル、ロングゴール。

山形が１４ゴールを挙げてトップ。その半分をセットプレーで記録しているのは特筆すべきことだ。総得点数がリーグで５番目に少なかった（３８得点）富山はペナルティエリア外から１２ゴールを挙げ、北九州と並んで４位タイに。一方、Ｊ２得点王のダヴィを擁した甲府がペナルティエリア外から奪ったゴールは僅か２つ。すなわち、６１得点をペナルティエリア内から奪ったことになる。

広島の青山の記録には僅かに届かなかったが、相手ゴールから６３．１メートルも離れたところから決めた城後のスーパーロングシュートも特筆に値する。もう１つの驚きは、北九州から４選手が名を連ねていること。Ｊ２チームペナルティエリア外ゴールで、湘南と並んでオープンプレイにおけるゴール数がトップであったチームには、遠めからでもゴールを奪える選手が多くいたようだ。