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コラムColumnsプレーデータ分析~マンチェスターダービー~。

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プレーデータ分析~マンチェスターダービー~
2012-12-13 17:00 RSS

12月9日にイングランド・プレミアリーグの優勝を狙うマンチェスターの2クラブが激突。残念ながら負傷中の香川はベンチ入りすることができなかったが、多くのドラマを生み出したこの試合より、特徴的なデータを紹介する。

スターティングメンバー(平均プレー位置とプレー数)

ペナルティエリア進入に成功した攻撃のプレーエリア

マンチェスターCとマンチェスターUの違いの1つはどこから攻めるかということ。ペナルティエリア内に進入した際にどのエリアでプレーをしたかを見た時、マンチェスターCは中央のバイタルを経由することが少なくないのに対し、マンチェスターUはほとんどがサイドから。特に、この試合では右サイドからの攻撃が目立ち、2点目はバレンシア、ラファエウとつながり生まれた。

この試合においてテベスの投入前後で試合の展開は一変した。運動量が少なかったバロテッリに対してテベスが動き回ることでパスの回りはスムーズに。それを物語るのがパスの受け数で、テベスは投入後のパス受け数でチーム最多であった。

また、それにより相棒であるアグエロのパス受け位置にも変化があった。押し込んでいたことで相手ゴールに近づくことが増えたのは確かだが、テベス投入後の方がより高い位置で縦パスを受けることができていたのだ。

テベス投入前後のパスデータ比較

互いの意地が激突したダービーマッチ。王者であるマンチェスターCのホームでの無敗記録を止めたのは、ライバルであるマンチェスターUであった。オールドトラフォードでの両者の戦いは4月に予定されている。果たして、次回はどのようなドラマが生まれるのか。

■試合結果
マンチェスターシティ 2-3 マンチェスターユナイテッド
16’ ルーニー(マンチェスターU)
29’ ルーニー(マンチェスターU)
60’ ヤヤトゥーレ(マンチェスターC)
86’ サバレタ(マンチェスターC)
90+2’ ファンぺルシー(マンチェスターU)

■他のプレーデータ分析コラム
プレーデータ分析~日本代表欧州遠征~
http://www.football-lab.jp/column/entry/237/


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