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【J1第33節プレビュー】 優勝へ王手の広島。降格の残り2枠も今節で決まる可能性
今季のリーグ戦も残り2試合となった。32節の終了時点で、首位の広島と2位の仙台の勝点差は1。11月24日に開催されるJ1の33節では、このマッチレースに決着がつく可能性もある。一方、11位の磐田までが対象となる残留争いも収束に向かいつつあり、今回はどれも見逃せない試合となりそうだ。
■仙台vs新潟
■名古屋vs鹿島
■G大阪vsF東京
残留争いのさなかにいるG大阪がホームに迎えるのは、10位と「無風地帯」に属するF東京。モチベーションの差に加えて、アグレッシブに攻撃を仕掛けてくるF東京のようなチームとは相性が良く、勝利の条件はそろっている。
■広島vsC大阪
直近の5試合で1勝2分け2敗と足踏みが続く広島にとって、攻守のキーマンの出場停止は痛手。特に、千葉の不在をナビスコカップも含めて今季は一度も経験していない最終ラインへの不安は大きい。残留の確定を目指すC大阪が付け入る隙は十分にある。
■鳥栖vs浦和
■札幌vs横浜FM
ACL出場は絶望的となった横浜FMだが、賞金圏内の7位との勝点差は僅か1。昨季の5位も視野に入れつつ、通算2勝1分けと相性の良い札幌ドームで順位の上昇を狙う。ホームでの連戦となる札幌は、本拠地でのラストゲームで意地を見せたい。
■大宮vs磐田
ここ9試合負けなしの大宮に対して7試合連続で勝利がない磐田と、好対照の両者が激突。前回の対戦では磐田が大勝を収めているが、安定した守備と鋭いカウンターをベースに大宮が主導権を握る可能性が高い。
■柏vs神戸
前節に10試合振りの勝利を手にした神戸。今季は試行錯誤が続いたが、「原点回帰」で息を吹き返したチームに、もう迷いはない。対する柏は、ホームでの勝率を五分に戻し、ACL出場へ望みをつなげられるか。
■川崎Fvs清水
川崎Fは、等々力陸上競技場では清水に05年以来負けていない。ただし、前節のアウェイゲームではそうしたジンクスを自分たちが破っており、立場が逆転して自らの身に降り掛かる可能性も当然ある。油断は禁物だ。
text by 阿部哲也
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