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EURO2012旅日記①~ドイツはどこでもパブリックビューイング
2012-06-13 00:00 RSS

EURO2012開幕!予選から注目カード目白押しということで眠れない日々が続いてるのではないでしょうか。

僕もユーロスタジアム観戦にむけて、来週ポーランド入りの予定で、今は観光旅行でドイツを回ってます。

今回から数回にかけて「EURO観戦記」ということで、現地のEUROの盛り上がりを少しではありますがお届けできたらと思います。

一回目は「ドイツはどこでもパブリックビューイング」ということで、ドイツの羨ましい視聴環境についてお送りしたいと思います。

まず、最初の写真はミュンヘン空港の出口から電車に乗るまでの踊り場。そこには広大なパブリックビューイングスペースが広がり、みんなぎっしり座ってビール片手に観戦しています。ちょうどオランダVSデンマーク戦が始まったところで、ドイツ到着後にいきなりサッカー観戦ができる環境でした。

この日は、この後ドイツとポルトガルの試合があるということもあってか、ミュンヘンの駅前のBARにはほとんどテレビが置いてありサッカー観戦目的のお客さんが群がっていました。東京でサッカー観戦が出来る飲み屋を探すとなると一苦労ですが、ドイツではそんな苦労はないのでしょう。

次の写真は、ミュンヘンから南の街フュッセンにあったパブリックビューイングスペース。フュッセンは電車でミュンヘンから約2時間ぐらい南の街で、ノイシュヴァンシュタイン城というドイツで有名なお城がある観光地で、人口はわずかに14500人しかない街。この街のレストランの外に写真のようなEURO出場国の国旗で飾られたテントが張られ、みんながサッカーを楽しめるスペースになっています。

この時の対戦カードは、イングランドVSフランス。フランスのナスリの同点ゴールの時は、テント内が歓声と拍手に包まれました。

その後のイタリア料理屋でもテレビがついており、ピザを食べながらウクライナVSスウェーデンを観戦。なんとも幸せすぎる観戦環境でした。

一言で言うと、ドイツはサッカーが文化として根付いているということなのですが、日本がこんな羨ましい環境になるためにfootballlabとしてできることはなんだろうと小難しく考えながらも、まずはサッカーを観れる飲み屋を増やして欲しいと思う、特派員でした。


text by 木下 陽介

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