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コラムColumns【J1第11節プレビュー】リベンジなるか。神戸が王者を迎え撃つ。

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【J1第11節プレビュー】リベンジなるか。神戸が王者を迎え撃つ
2014-05-02 10:00 RSS

5連戦も折り返し地点に差し掛かり、先頭集団は抜きつ抜かれつの大接戦。首位のキープを目指す鹿島は巻き返しを図る柏と、2位の広島は3位の神戸と対戦する。下位に目を向けると、徳島と仙台の「ボトムバトル」も注目のカードだ。

■柏(6位)vs鹿島(1位)
ここでは両チームの左利きのFWを取り上げたい。今季5得点を記録している柏の田中と、4得点の鹿島のダヴィだ。田中と比較すると、ダヴィは質の部分で見劣りするものの、パスやクロスの受け手として機能。1トップとして多くのシュートシーンに絡んでいる。一方、シャドーの位置に入ることの多い田中は、チャンスメイクをこなしつつ、ゴール前では高い決定力を発揮。また、逆足のシュートも苦にしていない。攻撃をけん引し、チームを勝利に導くのはどちらか。

対戦データ
http://www.football-lab.jp/kasw/preview/

■徳島(18位)vs仙台(17位)
降格圏内からの脱出を目指すチーム同士の対決。徳島は前節の甲府戦で1点を守り抜いてリーグ戦初勝利を挙げ、仙台は攻撃力のある川崎Fを無失点に抑えてドローに持ち込んでいる。ともに課題となっていた守備面で手応えをつかみ、この重要な一戦を迎えることになった。決定機の少ない静かな展開も予想されるが、これまで徳島と仙台が対戦相手に打たれたシュートのデータを見ると、互いにペナルティエリア外からの枠内率と決定率がリーグ上位。思わぬラッキーパンチが試合を動かすかもしれない。

対戦データ
http://www.football-lab.jp/toku/preview/

■神戸(3位) vs 広島(2位)
思い起こされるのは12年の最終節。当時15位の神戸はホームで1位の広島に敗れ、J2降格の瞬間を迎えた。2位と3位の直接対決となる今節は、タイトルを目指す上でもそれ以外でも、負けられない相手との一戦だ。王者を下し、高らかに凱歌を揚げられるか。得点パターンは両者のスタイルの違いを表す。神戸は機動力に優れたアタッカーの特性を生かし、ドリブルから縦に速い攻撃を、広島はサイドの選手がワイドに張り、クロスやショートパスから幅を使った攻撃を仕掛ける。横方向へのパス本数を比較しても、広島が2位の2970本なのに対し、神戸は9位の2176本。攻撃の方向性が異なる中、自分たちの「土俵」に持ち込む力が試される。

対戦データ
http://www.football-lab.jp/kobe/preview/

2014-05-02 10:00 RSS
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