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コラムColumns香川真司マッチレポート (4/14ストークシティ 戦)。

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香川真司マッチレポート (4/14ストークシティ 戦)
2013-04-18 17:00 RSS

4/14(現地時間)のストーク・シティvsマンチェスター・ユナイテッドで、香川真司はリーグ戦で4試合ぶりのフル出場を果たした。プレー数はチーム内で3番目に多い67回を記録。ただ、アタッキングサードでプレーした割合は19.4%にとどまっており、同じくフル出場を果たした3/2(現地時間)のノーリッチ戦での44.7%に比べると大幅に低下している。これは香川個人に限った話ではなく、チーム全体に当てはまることで、相手のゴールに近い位置でのプレー機会が少ない試合だった。

立ち上がりの前半4分にCKから先制したためか、マンチェスターUは人数を掛けて攻め込むことはしなかった。中盤でボールを回しつつ、時にサイドチェンジやドリブルを織り交ぜてセットプレーを獲得し、シュートまで持ち込む。省エネルギーで効率良くゴールに迫った。後半は次第に前掛かりになったストークの攻撃を受け止めつつ、カウンターでゴールをうかがい、PKで加点。ボール支配率を見ても、マンチェスターUが相手を下回った時間帯はない。残留争いに身を置くストークとの差は明白だった。

左サイドハーフとして出場した香川からのパスの受け手は最多がキャリックの14本で、ルーニーが13本で続く。シンプルに両セントラルMFへつなぐケースが多かった。3番目に多かったのが左サイドバックのエブラで11本のパスを送っている。中盤でタメを作っている間にオーバーラップしたエブラへ正確なミドルパスを供給するなど、サイドバックと良い縦の関係を築いていた。

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